「フレイル」や「ロコモ」という言葉をご存知でしょうか?
適切な対策で健康な状態を取り戻すことができます。
ロコモを知り予防して、自分の人生をいつまでも自分の足で歩き続けましょう!
フレイルとは、体がストレスに弱くなっている状態のことを指しますが、早く介入をすれば元に戻る可能性があります。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)」といいます。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。 ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。
サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。
こんな症状、思い当たりませんか?
7つのロコチェック
片脚立ちで靴下がはけない
家の中でつまずいたり
すべったりする
階段を上がるのに手すりが必要である
家のやや重い仕事が
困難である
2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
※1ℓの牛乳パック2個程度
15分くらい続けて
歩くことができない
横断歩道を青信号で
渡りきれない
ロコモ度テストを実践してみよう!
移動機能の状態を確認するためのテストです。ロコモ度1、ロコモ度2に該当した場合、移動機能が低下していますので、運動をしたり、医療機関を受診するなどして改善に努めましょう。
立ち上がりテスト
片脚または両脚で、決まった高さから立ち上がれるかどうかで、下肢の筋力を測ります。